ジャグラコンテストを受験したことがある方・受験を検討していた皆様へ

ジャグラ新制度
DTPオペレーション技能テスト(JCST)がスタート

ジャグラは、DTPオペレーターの技能向上を目的とした新試験制度「JaGra 認定 DTPオペレーション技能テスト略称 JCST:JaGra Certified Skill Test」をスタートします。
JCSTは、課題をもとに制作されたDTPデータをスコア評価し、印刷物制作現場で即戦力として活躍できるDTPオペレーション技能を有する人物を認定するとともに、自身のオペレーション技能レベルを数値化することで今後強化すべきポイントを把握することができるテストです。課題データはインターネット経由で提出し、審査員による評価をスコア表でお返しします。


ジャグラコンテストとの違いと共通点

ジャグラコンテストは、ジャグラが2015年より開催しているDTPオペレーターの技能競技会です。ジャグラコンテストと、JCSTの共通点と違いは下記の通りです。

【違い】

  • ジャグラコンテストは点数により順位をつけるが、JCSTは順位をつけない点
  • ジャグラコンテストはジャグラ本部で第2次審査実技試験を実施するが、JCSTは実技試験を実施しない点
  • ジャグラコンテストは競技であるため、知識とテクニックを駆使しなければ高得点を狙えない難解な設問が出題されることがあるが、JCSTは技能評価を目的とした設問のみを出題する点

【共通点】

  • インターネット経由で課題を提出する点
  • 課題をもとに制作されたデータを評価し採点結果をレポートで返却する点
  • 印刷物制作現場で実際に受注した業務であることを想定した課題を出題する点
  • 問題作成・審査・採点に携わる専門委員が共通メンバーである点

JCSTの受験をおすすめします!

笹岡委員長

2015年から毎年開催してきたジャグラコンテストですが、新型コロナ感染が終息しない今、東京のジャグラ本部で第2次審査の実技試験を行うことは難しいとの判断から、今年度は開催を断念することになりました。
このような背景の中、コンテストとは別の形でDTPオペレーターのスキルアップに貢献できないかと発案されたのが、新しい技能試験「JaGra認定 DTPオペレーション技能テスト(略称 JCST:JaGra Certified Skill Test)」です。
JCSTは、実務経験2年以上のDTPオペレーターを対象としているため、初心者でも取り組むことができる課題内容となっています。
もちろん会員各社が得意としている分野は千差万別なので、なかには普段の業務で経験したことがない課題が出題される場合もあると思いますが、試験を受けることでDTPオペレーターとしての力量を客観的に知ることができ、また新しい技能を学ぶきっかけになりますので、積極的にチャレンジしていただきたいと思います。
ジャグラコンテストのように点数により順位を争うことはありませんので、「競争は好きではない」「上位に入る自信がない」などの理由でコンテストへの参加を躊躇していた方も、ぜひJCST の受験をご検討ください。
── ジャグラコンテスト委員会 委員長 笹岡 誠