JCSTとは

JaGra認定DTPオペレーション技能テスト(JaGra Certified Skill Test DTP Operation:略称「JCST」)は、印刷業界団体ジャグラが主催する、DTPオペレーターの技能向上を目的とした新しい試験制度です。

課題をもとに制作されたDTPデータをスコア評価し、印刷物制作現場で即戦力として活躍できるDTPオペレーション技能を有する人物を認定するとともに、自身のオペレーション技能レベルを数値化することで今後強化すべきポイントを把握することができるテストです。

課題データはインターネット経由で提出し、評価をスコア表でお返しします。

JCSTの特長

  • 課題データをインターネット経由で提出していただくので、自宅や職場で課題に取り組むことができます。
  • わからない部分は自分で調べたり、他の人に教えてもらいながら課題に取り組むことができるため、課題へ取り組むことそのものが技能向上につながります。
  • 専門家が提出されたDTPデータを1件ずつ開き採点するため、ペーパーテストや出力結果のみでは測ることができない、真のDTPオペレーション技能を評価することができます。

スコア表について

  • スコア表では、点数に応じた技能レベルを5段階で示します。
  • 課題の採点項目と採点基準を一覧表で掲載するとともに、各項目の採点結果を○△×で明示。今後のスキルアップに役立つヒントをアドバイスします。
  • 認定基準を満たした方へは、ジャグラ認定オペレーターであることを証明する証書を発行します。
スコア表
スコア表(サンプル)

スコア表の技能レベル

JCSTの技能レベルは、出題された課題ごとにA・B・C・D・Eの5段階で示します。課題ごとに若干の差はありますが、各レベルの評価内容は下記の通りとなります。

  • レベルA
    課題の内容を正確に理解し、適切な処理をしている。高度な知識と技能を有しており、実務において活躍できるDTPオペレーション技能を習得していると判断される。
  • レベルB
    課題の内容を理解し、必要な処理をしている。実務においてDTPオペレーションを行うために必要な知識と技能を習得していると判断される。
  • レベルC
    DTPオペレーションの基本と基礎知識を習得している。実務においてDTPオペレーションを行うにあたっては、作業効率化のための技能や応用機能の習得が必要と判断される。
  • レベルD
    課題内容の理解が不十分であるか、DTPオペレーションの基本と基礎知識の習得が不十分と判断される。
  • レベルE
    課題未提出もしくは未完成により、技能判定不能である。

テスト科目

テスト科目対象バージョン受験料
Adobe InDesignAdobe InDesign CC 2014以上一般料金:10,000円
JaGra会員:8,000円
学生料金:5,000円
●お申し込み時に、団体受験・個人受験が選択できます ●第2期より学生料金を新設します
JCST受験のご案内ジャグラコンテストを受験したことがある方・受験を検討していた皆様へ